気だるき1日生きるだけ

日々の備忘録。思った事とかとりあえず書いてみるブログ。

忘れる事の出来ない思い出の味の話し。

唐突に思い出の味はありますか?
と言われてすぐに答えれる方はそういないと思っているのだけれど、育った環境等で思い出の味に出会う確率は変わるのではないだろうか。
もちろん、母の料理も自分の味覚を育ててくれるが今回は母の料理よりも特別思い入れのある料理を紹介したい。


豚汁である。



一言に豚汁と言っても山ほど具材はあるし、高級な豚を使ったわけでもなければ料亭で食べたわけでもない。
そもそも料亭に豚汁が出るのか謎ではあるが…。


さて、その豚汁と出会ったのは確か幼稚園児の頃だったと思う。
当時自分は兵庫県神戸市に住んでいたのだけれど、阪神淡路大震災にて被災したのである。
幸い住んでいた地域では大きな被害はなかったものの、ライフラインが復旧するまでの間は良い物を食べた記憶はない。



そこで自衛隊の炊き出しの豚汁である。
忘れもしない、冬のクッソ寒い中で近所の駐車場で自衛隊がテントを張って豚汁を振る舞ってくれたのだ。
寒空の下発泡スチロールの器にたくさん具が入っていて、ほどよく七味の効いた普通の豚汁
忘れる事の出来ない特別な味なのだ。


それからと言うものの家で1番の汁物は豚汁なのである。

お題「思い出の味」