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気だるき1日生きるだけ

日々の備忘録。思った事とかとりあえず書いてみるブログ。

【せめて人間らしく】介護現場の闇と介護論ついて語る話し。


最近妙に忙しくなかなか更新できずにいる。

時間はあるはずなのに。

チックショー!!!!

悔しいだ。


ここ最近の大きな動き。


転職!

とは言っても同業でかつ少し楽な職場になったのだが…転職にかかるストレスを侮っていた。
変に痩せた。
一応だが、しばらくの間はアルバイト契約である…。
そして掛け持ちになった。
と言うのも昔の縁で訪問介護をしようと思い、こちらもアルバイト契約してきた。

そもそも転職したきっかけなのだが、どうも社風に馴染めず…。
よくある居心地の良い社員の人達に干されたと言うべきか。
辞めた事に関しては全く後悔はしていない。


ここからは現場の話しになるが、自分はあくまで「在宅」にこだわっていたのと倫理的な部分で「人らしく」と言うのを自分は主に考えている。
どこの施設でも未曾有の人材不足であり正直なところ「育っていない」のだ。

「忙しい、人がいない」デフレスパイラルとも言える。
自分が経験した職場は人が辞め、負担のしわ寄せがどんどん増えてくる。




実際20数人のオムツ交換に一人につき5分というノルマが何故か課せられていた。
失禁してようが排便があろうが、5分である。
その為、自分の腰の高さまでベッドの昇降をさせることが出来ず腰を怪我してしまった。

食事介助についてもそうだ。
12時の昼ごはんに職員が2人、配膳した後には食事介助に1人、服薬に1人。
そして30分程度で食事が残っていようが片付けが始まる。
食事介助と言っても食べさせる人が数人いるのでもちろん全量は無理なのだ。


最後にお風呂だ。
これがかなり厄介で、着脱から洗体がだいたい5〜10分、入浴が3分。
入浴後の処置や更衣で5分。休む間も無い。
それが10〜15人程度である。
大体3〜4人が充てられていたが、やはり時間通りには終わらない。





さて、ここまで読んでくれた方は少し疑問を持つ方がいると思われる。
この文章は自分主体の文章である。

つまり相手の気持ちは無視した文章であると言う事で、お年寄りの気持ちについて一切触れていない。


ここからは少し考えられる文章を書いていく。
つまり代弁
日記風に書いてみようと思う。
ただ、これはあくまで自分ならという妄想もある。悪しからず。





今日も朝から忙しそうにしている。
おしっこに行きたいんだけれど、声をかけたら忙しい、何を言ってもいるかわからないからと少しムッとされた。
どう声をかけて良いのかわからなかった。
それに、また人が辞めたらしい。
仕方なくオムツでしてしまった。
かなり気持ちが悪い。
どうやら失敗したみたいで、パッドが上手にあたっていなかったみたいだ。
仕方ない、20人近くいるのだから朝の着替えに時間をかけれないのだろう。
その後少しだけお通じも出た。




今日の昼ごはんは何かわからなかった。
味は悪くないが見た目がよくわからない。
自分の手が思い通りに動かないから助けてもらってはいるが、食べている物の名前がわからなかった。
唯一わかったのは少しだけ食べたお粥。
お粥と薬が一緒に流し込まれたのがわかった。
そのとき少しだけむせた。
「最近よくむせるね」と言われ食事を下げられた。
もう少し食べたかった。


昼過ぎ
お風呂だと呼ばれ、車椅子を押してくれた。
急いでいるようで風を切って少し早歩きだったのがわかった。
浴室に着いたら服を脱がせてくれた。
この時朝お通じをしていた事がバレた。
なんだか申し訳ない気持ちになった。
お通じが出たので湯船には入れなかった。
仕方ない、自分の後ろには10人近くが待っていた。
体は綺麗になったが髪が乾いてなかった…。
足の爪を切ってほしかったが、忙しそうだったので言うのを止めた。






自分主体と相手主体ならこうも意見が違うのが現状であり、捉え方によっては刑務所より酷いのでは?
と書いている途中に思った。
もちろん全部の施設がそうとは限らないが、実際のところそのような所は多いはずである。
先に書いたが、自分はやはり「在宅支援」がしたい。

最期は病院のベッドより、日本人らしく畳で死にたい。
畳のい草の匂いを嗅いで召されたい。
死ぬ間際が夏ならばうだるような暑さやセミの声 、冬ならば隙間風吹く床の間で寒さを感じていたい。
最期は自分の好物を一口でも口に運んで家族に見守られていたい。


自分が死ぬ頃にはせめて人間らしく死ねる場所があればと心から願っている。